三代目社長 石像彫刻師 藤根 浩貴

三代目社長 石像彫刻師 藤根 浩貴

●プロフィール

昭和41年2月2日生
昭和59年4月 愛知県岡崎市 成瀬石材商会(株)入社
          社長(師匠)成瀬昭二
平成元年5月  成瀬石材商会(株)退社
          藤根石材(株)入社
平成14年    藤根石材(株)代表取締役 就任

高校卒業後、5年間住み込みで彫刻を学ぶ。成瀬昭二師29番目の弟子(全国各地から弟子入り希望があり、年1〜2人のみ育成)。 狛犬、狐、七福神、観音像、仁王像等、石像彫刻全般を受けながら作成。 平成元年に製作した「布袋像」が「中日新聞社賞」を受賞。5年間の奉公の後、帰郷。

<ご挨拶 〜 技と心が命です。>

この度は私どものホームページをご覧頂き誠にありがとうございます。 藤根石材は祖父・清志、父・五六そして三代目の私で創業より約85年の歴史と実績がございます。
 私は高校卒業後、自他ともに認める「日本一の名工」である
師匠・成瀬昭二に弟子入りし厳しい修行の末、石像彫刻の技術を身につけました。 現在は三代目社長として日々の仕事に全力で取り組んでおります。 私の彫刻作品は本社・花巻市東和町と沿岸の山田支店に展示してございますので機会がございましたら是非ご覧ください。
ご依頼、ご注文を受けた石像彫刻は、その大小を問わず私が彫ります。お気軽にご相談ください。
「日本傅統の技と心」を受け継ぐ、藤根石材をこれからも宜しくお願い申し上げます。

<師匠の教え>

「ただの石の塊から、職人の手でその中にいる観音や狛犬を導き出すのが私達の役目。 ノミと鎚を使い魂を込めて刻んでいく。それにより作品に命が宿るのだ。 それを皆様に手を合わせて拝んでいただいたり、人の心を和ませたりする尊い仕事である。」 と教えられました。
だから気を抜かず、手を抜かず作らなければならないと思います。

<素晴らしい石像彫刻の条件>

  1. 全体的なバランス、構成
  2. 細部までの気の抜かない丁寧な仕上げ(顔、指先、衣などすべて)
  3. その作品がいかに見る人に感動ややすらぎ、楽しさを与えられるかが一番大切です。それは作家がいかなる想いを込めて製作したかと直結します。だから手抜きは許されません。作家の想いは作品にすべて表れるからです。

「いい石像彫刻は顔が命です。作り手の想い(念)が表情にでます。その顔が見る方に訴えるものを感じとって頂きたいですね。」


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